「実質トレンド転換」を理解して、確実に値を伸ばす!

動画のアウトプット部屋

はじめに

ダウ理論に基づいた押し安値・戻り高値は「明確なトレンド転換シグナル」としては有効ですが、
それだけだと、その後値幅が伸びるかどうかは微妙なところがあり、
エントリーしてすぐ反転して損切りになってしまうことも多々あります。

そこで今回は、エントリー後確実に値を伸ばすための

「実質トレンド転換」


についての回になります。

トレードにおいて値幅は基本的に多くの資金が入ってこないと伸びていきません。そして市場参加者は日足週足でトレードする人から、1分足でトレードする人まで様々です。

ですから、少なくとも
上位足が自分の環境足と同じトレンド方向になっている事は大事ですが、

以下の図のように、
自分の環境足(4時間)がまだ伸びやすい5波起点からのエントリーで、
かつ日足週足ともに同じトレンド方向だったとしても、

日足週足が既に利食い期以降で伸び切った状態の時などは、思った様に値幅が伸びず直ぐに落ちてきてしまうことも多いです。
こんな感じで ↓↓

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これを

伸び切りリスク

といいます。なので、

ダウカウントをする理由は、トレンドを把握することだけが目的でなく、
注文が現在どのくらいされて、今後どのくらい伸びていく可能性があるのかを知ることがに真の価値があります。

なので、下の図のように、より下位足のダウカウントも正しくできれば、
環境足が下落トレンド中であっても、下位足で一時的に買いでエントリー
することも出来るようにもなります。

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ですから、見える化において「ダウカウント」をする。という事は
ただ「戻り高値・押し安値」自体に価値があるというわけでなく、
そこに

注文の集中

が、どの位あるのか??
を意識しながら引くことに価値があります。

例えば、先ほどの伸び切りリスクのところとは反対に、
環境足が上位足もこれから伸び始めようとしている同じ追随期だとしたら、
伸びない方がおかしい、という場所も存在するという事です。

さて、以上のことを踏まえて、更にダウカウントを深堀していくと、

実際に「押し安値・戻り高値」を越える前に、既に多くの同じ環境足トレーダーがエントリーしたがってるんじゃない? という状況が多くあります。
そのことを見える化では、

実質トレンド転換


と言っています。
これは、ポジションの総数を意識ながら、よりダウを理解していくと見えてきます。

例えば、下の図のように、
4時間のダウでは下落トレンドのままだけど、1時間足では段々と安値を切り上げながらネックラインまで上昇しアセンドトライアングルを作っているケースなどです。

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ここで大事なのは、
あなたが4時間の売りポジションを持ち続けているとしたら、この局面でどう動きますか? と見ることです。
おそらく少なくとも、1Hネックライン辺りでそろそろ利確しようかな? 
と考えるでしょう。
要するにもう売りの利確が始まってきているということです。

また、あなたが4時間のトレンド転換後の追随期を狙っているとしたら、
図の様に1時間足で2回下を試して反発している時点で、3波のエントリーチャンスが狙えると思ってるかもしれません。
そうすると、今度は4時間の新規の買いが少しずつ入っているな、と見ることもできますよね。

このことが分かり始めると、4時間で「明確なトレンドシグナル」が出る前に追随期にエントリすることも可能になってきます。
ただし、4時間の資金がこれで全て入ってくる分けではないので、
ネックラインで跳ね返されて再度下落トレンド継続というリスクもあることを前提に「リスク管理」できることが前提ですが。

このように、トレンド転換をする過程でダウのポジションの総数をより意識できるようになると、
このような「実質トレンドライン」というものも見えてきます。

今回は一例のみ上げましたが、その他の事例も下記の動画で詳しく説明されてるので、よければ一度ご覧になってみてくださいね。

まとめ


過去の自分も含めトレードに対して手法にこだわる方が多いですが。
巷にある、あらゆるテクニカル手法も、結局はダウ理論がベースなので、
より実践的にダウを理解しなければ、より正確な情報は引き出せないこともご理解いただけたと思います。

主催が「トレードは技術職である」とよく言われるように、
手法も「自分だけの主観から、より客観(市場参加者の総意)」に変えられることが、トレードに勝ち続けられるための分かれ目なるということです。

今回も最後までご覧いただき有難うございますm(__)m

より詳しく知りたい方へ

以下の動画で今回の内容についてより詳しく説明されていますので、ぜひご覧ください!

           ↓↓

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