★補足解説★ 相場における「ポジション総数と大衆心理」について

動画のアウトプット部屋

はじめに

これまで6回解説してきました基礎動画を理解する事で、実践ダウ理論における大凡のベースはご理解されたと思います。

そこで今回は補足として、これまでの解説で時折ふれた「ポジション総数」について少し詳しく深堀りしてみたいと思います。

これまでの解説ではポジションの総数を「市場参加者の意思(欲)を統計化したもの」と漠然と説明してきましたが、簡単にいうと相場における売りポジションと買いポジションそれぞれの割合のことを言っています。

実際ポジション総数の値が詳細にわかる分けではないですが、総数の変動はチャート上からでも分かるので、ポジション総数を意識しながらチャートを見るメリットとして、注文の集中における売り買いの強弱資金の連動性がより鮮明に見えてくることです。

またこれを言い換えるなら

大衆心理が相場を動かしている

という実情を知ることにも他なりません。

まずはじめに、相場における

注文の種類

には「新規注文」「決済注文」「損切り注文」の3つのがあります。
そしてポジションの総数が変動すると言うことは、売り手から買い手に、買い手から売り手にと、双方が連動して注文が約定したと言う事です。
またポジション総数を意識すると言うことは、その変動を起こしている注文の種類を以下のようにそれぞれ考察する事で段々と見えてきます。

では実際に上昇から下落トレンドへの移行におけるポジション総数の変動推移をこれまでの復習もかね下の4時間足チャートで①~④の順で説明していきます。

①.B波(調整期)から1波(先行期)へ
この段階では4H+短期の買いの利確の資金が
4Hと短期の新規の売りと連動して、買いから売りポジションへ資金が偏りはじめたことでプライスが下がり高値を切り下げ下落している。

②.ネックラインブレイク
ここでは4Hの買いの利確+短期の買いの損切り(=売り注文)が × 新規の買いと双方向で持ち合って
→ 決着がついた方向へ資金が流れる。
上のチャートの場合、ネックラインを割ったことで更なる4Hの買いの利確+新規の売りに資金が偏ったことで下落している。

③.1波から2波へ
ここでは一旦短期勢の売りの利確+ 新規の買いとが連動して
→売りから買いポジションへ資金が偏り上昇している(=これが戻り目を付けに行ってる)

④.2波から3波(追随期)へ
残った多くの4Hの買いの利確+短期の買いの損切り(利食い期で入った一般投資家など)の資金が
+待ち構えてた多くの新規の売りと連動して
→ 売りポジションに資金が偏りプライスを大きく下落させている。

実際はより上位足~下位足の投資家や大口の資金など様々な影響が入り組んでますが、概ね上記の様な流れからポジションの総数の変動を観測する事ができます。

ポジション総数を意識することでテクニカルをより有効的に使う

ではつぎに、下落トレンドから上昇トレンドへの移行におけるポジション総数の推移を、これまで学んできたダウ平行ライン・移動平均線・トレンドラインの3つのテクニカル指標を用いて、①~⑤の順番で見ていきましょう。

①.下落5波(利食い期)から調整期へ
ここは下落トレンドから調整期に入り方向感が出にくい場面ですが、丸で囲った時点では買いにポジションに偏りが出始めた段階です。
一方テクニカルから見ても上昇トレンドラインに支えられながら安値を切り上げはじめ短期移動平均線を上抜けた辺りからプライスにも勢いが出始めたことが分かります。

②.B波(調整期)から1波(先行期)へ
更に注文の集中を切り上げたことで短期の売りの損切りと4Hの売りの利確が本格的に出始めポジションが買いへ偏った結果プライスもしっかり上昇し始めますが、
短期移動平均線も上に傾き始めてることからテクニカルにおいても買い圧が高まってきていることが分かります。

③.2波から3波(追随期)へ
つぎに、短期の買いの利確で一旦下落した後に直撃の節目に押目を付け、残った多くの4Hの売りの利確と新規の買い注文が入りやすい3波(追随期)起点の段階ですが、 
テクニカルにおいても平行ラインとトレンドライン両方に支えられて中期移動平均も上に傾き始めたことで、ポジションがより買いに偏ってきたことが分かります。

④3波(追随期)がより加速
そして戻り高値で再度短期の利確が入り下落しますが、既に買いポジションに大きく資金が偏っているので下長ヒゲをつけて勢いよくプライスが上昇しています。
またテクニカルにおいても短期移動平均線にグランビルしたことで3波が勢いよく伸びはじめたのも分かるかと思います。

⑤.トレンド転換サイン
更に1Hの戻り高値を切り上げトレンド転換サインがでたことで、買いポジションに大きく資金が偏りプライスを勢いよく上昇させている様子が伺えます。。

この様にテクニカル指標自体も元々がポジションの総数による資金の偏りを統計化するための道具なので、テクニカルに頼るのではなく注文の連動を意識しながら併用することで「大衆心理を裏打ちした相場感」をより養っていけると言うこです。

まとめ

今回の内容は少し分かりずらい面も多かったと思いますが、各注文による資金の連動こそ相場における大衆心理をダイレクトに表しており「注文の集中をより見える化する」ための重要な部分であると思いますので、ぜひ日々の環境認識やダウカウントを行う際に意識してみることをお勧めします。

なお、今回の解説は個人的な見解も多いため「ここは違うよ!こう説明するといいんじゃない?」といったご意見がありましたらコメントを頂けるととても嬉しいです。

今回もご覧いただき有難うございましたm(__)m

より詳しく学びたい方へ

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